バリに着いたのは、ちょうどお昼を過ぎたころでした。
友人達と来ていたら、ホテルに着くや否や速攻でサーフィンに行ったことでしょう。しかし、家族で動くとなるとそうもいきません。
20代からお世話になっていたLEGIAN BOARDRIDERS CLUB(和井田理央選手所属)のガイドさんにピックアップしてもらいホテルに向かうと、トランクスまでの着替えは難なくコンプリートしたものの、まずは子供たちのプールを監視することになりました。
そして、そのまま日が沈みました。
少しため息ですが、南国に来ているので小さいことは気にせず、翌日に期待することにしました。
いつもなら日が昇る前に動き出し、朝の風が弱い時間帯の潮回りで1ラウンドをこなし、ワルンで昼寝などを挟みながら計2〜多いと3ラウンドをこなし、ホテルには夕方頃着く、疲れ切るコースで動くのですが、今回は毎日のように午前7時に起きてホテルの朝食バイキングでゆっくり腹いっぱい食べました。
美味すぎて危うく動けなくなるくらい食べてしまいましたが、子供たちの準備が終わると、滞在2日目は、潮が上げ込む時間を狙ってクラマスをさらに北上したポイントを目指しました。
移動は「遠い!まだ着かないのか!」、波待ち中は陸から「早く上がれ〜」と叫ばれながら何とか1ラウンドをこなしました。
まだ浅いギリギリから入り出し、岩場の上でキレイに割れるブレイクです。入り出しは、たまのセット胸くらいでそれ以上もそれ以下も割れませんでしたが、潮が入り出すと頭前後くらいのキレイな波がコンスタントに割れていました。
恐るべしインド洋!
3日目は、チュチュカンを目指しました。
この日も昼からの1ラウンドです。朝は混雑していたようですが、何と貸切状態が2時間も続き、旅の間ではこのラウンドが一番楽しめました。
やや強めのサイドオフですが特に気になることもなく、潮が乗ると頭〜オーバーヘッドくらいの速いながら形になるブレイクです。
同行したガイドの10歳の子供は「ストール!」と何回もガイドをするパパに叫ばれていました。
チューブを繰り返し狙っていました。4年前はまだサーフィンしてなかったのにすげー上手いです。
コロナ禍になってからサーフィンを始めたそうですが、先日パダンパダンでのウォーターショットを雑誌に残したそうです。
チューブを抜けまくっていた少年は、海から上がるとワルンでドラえもんをYouTubeで見ていて、ギャップがすごかったです。
インドネシアのU10の選手の分母は分かりかねますが、先日、U10で2位になったそうなので、近い将来有名になる可能性がありますね。好きなポイントはウルワツだそうです。名前はナファラ君です。
そして翌日もチュチュカン熱が冷めず、再訪したかったのですが、ケチャダンス鑑賞と子供たちのプールの監視という目的があったので、朝一ひとりオンショアのビーチへ。腹胸くらいのやや強めくらいのオンショアでしたが、やたらと流れていて波をつかまえるのがきつかったです。
ちなみにケチャダンスは初めて見ましたが、伝統芸能は各地で見るべきですね〜
昔なら、そんなの鑑賞してたら時間の無駄くらいに思ったほどです。
ちなみにウルワツ寺院の猿が高確率で観光客のメガネやサングラス、サンダル、バッグ、スマホを狙いに来ます。
それを係の人っぽい人が追い払い、観光客がチップを渡します。
このサイクル、調教されているとしか思えないのは僕だけでしょうか。
ちなみに4歳の娘もビーサンを持っていかれ、係のおじさんが取り返してくれました。
5日目はサヌールレンベック。この日だけワルンで休憩しながら2ラウンドできました。
6日目は、ガイドさんが大好きなヌサドゥアリーフです。
帰国日はスランガンで入りました。
スランガンは安定の形の良いチョーファンウェーブが割れていましたが、印象は韓国人がすごく多くて日本人が少ない!
この日は日の出から動いていたものの、すでに混雑していました。
最後に。
お金と休みをくれて海外に行かせてくれた会社に感謝です。
あと、子供たちはまた行きたいと再訪を熱望しているし、現地で友達も作っていたので、異文化を味わってくれたのは狙い通りでした。
物価高騰がまあまあで、一昔前のように激安海外トリップの気分は味わえないですが、久しぶりのサーフトリップは、旅とサーフィンはやっぱ良いな〜と再認識できました。
何とかしてまた機会を見つけたいところです。
この旅は、一週間の滞在でした。
あっという間ですごく短く感じるだろうなと思いましたが、思った以上に光速で旅は終わりました(笑)。
人生で一番早い一週間でした(笑)。
皆様も、人生一度、いつ体が動かなくなるか分かりません!躊躇せず、前向きにサーフトリップへ出かてくださいね~!